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窃盗の犯人にされた!?「盗んだお金を払え!」
前回の「出勤初日で「この職場に馴染めない」と感じたらすぐ辞める!?」で話していたバイト先では、結構な仕事を任されていた僕は正直コンビニの仕事は楽勝でした。
コンビニでのアルバイトは全員、退勤時間が迫る時にレジ締め(一旦レジを清算すること)をするルールでした。
ある日、いつものようにレジ締めをして清算するといつもとは違い、マイナス清算だったのです。
ただ、このような事はコンビニでは普通の事であり、数百円程度ならオーナーが肩代わりする所が殆どです。
「次からおつりなどを渡す時に気を付けるように」と言われる程度です。
マイナス1,000円!弁償しろ?
しかし、その日はマイナス1,000円丁度ということもあり、オーナーへ報告。オーナーが再度レジ締めをしましたがやっぱりマイナス1,000円。
数日前に新人が入ってきたからこのような事になっても仕方ないのではないのかな程度に考えていた僕でしたが、オーナーはそのレジを主に使用していた人を調べてその結果、僕に弁償するようにと言ってきたのです!
その事に驚いた僕は「えっ!?アルバイトに全責任を押し付けるの?」と思いながら聞いてみました。
僕「え?全額ですか?」
オーナー「うん、もちろんそうでしょ!」
僕「僕一人がこのレジを使用していたわけではないですよ。」
オーナー「そうだけど、ちょうど1,000円って怪しいじゃん?」
僕「何が怪しいんです・・・?もしかして盗ったと思っているのですか?」
オーナー「していないとは言い切れないよね。ここカメラの死角だし・・・。」
僕「・・・。(心では殴りたくなる程の思いでした)」
オーナー「じゃあ、もう一人のアルバイトの子と折半するとして500円でいーよ。」
僕はここですでに不信感&怒りMAXです!
仕事はちゃんとしていましたし、もちろん盗むなんて事もしていません。
ミスだったとしてもアルバイトだけに責任を押し付ける経営者もどうかと思いました。
たった500円なんだから払ったらいいじゃん?
と思う人もいるかもしれませんが、額ではないのです。
全く信用されていない事がムカついた!
今まで散々、我慢してきたのにまったく信頼されていなかったことに腹を立てていたのです!
もう一人の新人の子は16歳で500円を支払っていました。(未成年に責任を取らせるのはどうなの?とも思いましたね。)
僕は納得できずその日は
「お金を家に置いてきているので今日は払えません(もちろん嘘)」
と言ったのですが、聞く耳を持たないオーナー。
終いには「500円ぐらいあんだろ?ん?」とまるで恐喝しているような勢いで問い詰めてきます。
「それは脅しているのですか?盗んでいませんし全責任をアルバイトに取らせるってどういう事ですか?とりあえず今は無いので帰りますね。」
とだけ言い帰りました。
警察に被害届!労働法を味方につけて対抗します。
怒り狂う程イライラして帰ったのですが、どうしても納得できない&馬鹿にされて腹立っていました。
もちろんもうあのバイト先には行く事もないと決めていましたので辞める気でどうにかオーナーを懲らしめてやろうという気になっていた時に思いついたのです!
「そうだ・・・自分は恐喝されたようなもの。これを事件にしたらいいのではないのかな?」
と。
こんなバイト今すぐ辞めてやる!
僕はその足で警察署へ行き、入口に入った瞬間・・・
「す、すいませんっ。いま、恐喝されましたーっ!!!!(大声)」
と言ったのです。
もちろん警官が駆け足で僕の所に来て、
「大丈夫か?どこで、どんな奴にだ?」
と問いかけてきます。
とりあえず取調室に連れて行かれて事情を話すと、
「わかった。それはちょっとやりすぎな経営者だね。」
「事情を聞きにコンビニにパトカーで行くと大変な事になるけどいいの?」
と警官。
僕はニヤリとし、「もう辞めるので構いません。」と言いました。
僕の狙いは「お店を潰す」こと!
そう、僕の狙狙いは「お店を潰す!」ということだったのです。田舎ですので「悪い噂」が広まるのは時間の問題です。
後日、アルバイト先から連絡が入ったのでコンビニへ向かい、オーナーと話し合いをした結果、実際に警察が来て事情を聞かれたんだそうです。少しはスッキリしましたね(笑)
労働の問題は労基署(労働基準警察署)へ!
あとから知りましたが、労働の問題は労基署(労働基準警察署)へ行った方が良い解決策が見つかるということでした。
警察は本来、民事には未介入ですのでもし何か働き先でトラブルが起きた時は労基署へ行くのがオススメです。
もちろん行くからには辞める覚悟で行くのがベストです。ぎくしゃくして働くどころではなくなりますのでね。
辞めて仕事が無くなるのが嫌で我慢している人を僕は何人も見てきていますが、経験上そういう人を方っておけない性格ですので、相談に乗って速やかに転職した方がいいと言う事を伝えてあげています。
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