※これは転職のご相談時にお聞きした話です。ご相談者様に許可を得て記事化しております。
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宇宙服?防護服?名前ゼッケン?超絶ダサいなこれ!笑
転職・お金のコンサルティングを行ったご相談者様には、こんな方がいました。今は正社員としてキャリアアップ転職の相談に訪れたときに、お聞きしたお話です。
そのご相談者様は、20歳の時に大検(高校認定試験)を取得するまで中卒で派遣社員として工場で働いていました。
「学歴もあまりなかったのでとても馬鹿にされたのを今でも覚えています。」
精密機械を扱っていたため、目だし帽みたいな目だけ見える白いシャカシャカの制服で作業していましたが、工場内はとても暑くいつも汗だくで目だけ見ても誰かわからないため小学生の運動着みたいな名前のゼッケンを大人たちも含め全員胸に付けていて、今思うとアホらしくてなんともいえませんでしたね(笑)と言っていました。
工場や倉庫はやっぱり「肉体労働の聖地」
そんなゼッケンを付けながらの仕事を毎日こなしていましたが、精密機械を扱う職場といえど派遣されたのはいわゆる肉体労働の聖地みたいな部署で、、、
体力勝負なところもあり毎日バテバテで仕事が終わったら速攻でシャワーを浴びたくなるほど動き回る仕事で慣れるまでとても時間がかかったみたいです。
「お前、この仕事向いていないよ」
ご相談者様は行動する前に考えてしまう癖があり、それが原因で
「頭で考える前にまず行動しろ!動け!力だせ!」
という事をよく言われていたとのことです。
まあ、実際出来なかったことや時間のかかったこともあったのかもしれませんが他にも
「中卒だからな・・・仕方ない。」
的な事も言われたことみたいです。
中卒でもこのくらいの仕事はできるだろ!的な感じで仕事を与えてくるものですから、イライラしながら仕事をこなす毎日。
そんな毎日からある気持ちが湧きあがってきたのです!それは・・・
「めっちゃ悔しい!なんであんな白装束みたいな奴らに馬鹿にされなきゃならんの!?」
という感情とのことです。
仮病でズル休みは「逃げ」なのか?
アルバイト等で工場勤務をした事がある人はわかると思いますが、昼勤と夜勤の交代制は身体も疲れますしなんといっても精神的に辛い事もあります。
もちろんイライラも溜まり、そうなるととんでもない事を考えてしまうのが人間かもしれませんが、ご相談謝さまも当時はおもいっきり迷惑をかけてから辞めてやる!って考えてしまったりしたことや、仕事に行く前にどうしても行きたくないという気持ちになった時もあったみたいで、実際に仮病を使って当日欠勤したりもしていたみたいです。
もちろん次の日に怒られるのは嫌だったのですが、
「とても仕事に行きたくない!」
という気持ちが上回りズル休みしてしまっていたのでしょう。
そして、休んだ時こそ今の状態から抜け出すにはどうすればいいのか?をひたすら家に引きこもって考えていたそうです。
ご相談者様は東北の田舎出身なのですが、実家へ戻るという選択もありましたし、転職するという方法も考えたみたいです。
ただ、転職となれば仕事を辞めた理由を次の転職先に説明しなければなりませんし、なんだか面倒だなと感じてしまいさらには、学歴も無いのではたして良い仕事はあるのかな?とも思っていたそうです。
それに実際に仕事の求人情報を見てみると「学歴:高卒以上」が圧倒的に多く、応募することも出来なかったと当時は嘆いていたそうです。
とりあえず「高卒」という学歴を!
しかしご相談者様も学歴がなければ転職もできない・・・?じゃあ、「とりあえず高卒の学歴だけは取得しよう!」と思い立ったわけです。
でも、今から高校行くか、それとも大検をとるのか、でもどうすれば取得できるのか知らないので、それを調べる毎日が始まり、ネットで調べたり、同じく高校を中退した友人にそれとなく聞いてみたりして調べたのですが、何人か聞いたところで、友人の知り合いである、
「Aさんが大検取得したみたいだよ?」
という情報をゲット出来たみたいです!その友人はAさんに、「取得できるようなカリキュラムがある学校があるよ」ということまで聞いてくれたみたいです。
ただ、自分がどの科目の単位を持っているのか知らず、中退した学校へ問い合わせないといけないのが何だか恥ずかしいというか、情けないというかモヤモヤした気持ちがあるみたいでなかなか踏み出せないでいたみたいです。
しかし、毎日の仕事をしていくにつれ、
「あんな職場にずっといるくらいならやってやる!」
と自分を奮い立たせ行動に移した事で、今の大検取得に繋がったのだろうと感じているようです。
今日、派遣社員を卒業します!
大検について色々と調べた結果、高校を1年しか行っていない彼は結構な単位を取得しなければならない現実を知りますが、、、
「みっちりと勉強しなければならないなコレ・・・どうする自分?」
状態だったみたいで、(笑)
なので、仕事をしながら勉学するのも考えたのですが、それではイライラが募りストレスも溜まるので勉強どころではなくなるだろうと思い、辞めてから取得しようと考え、
しかし取得するまでの生活費を稼がなければならないので、まずは貯金がいくらあるのかを計算し昼・夜のシフト制の仕事からアルバイトでも良いから規則性のある生活が送れるようにしよう!
そうすれば時間も確保出来るなと思い親に頭を下げて実家へ戻る事にしたとのことです。
当時の感情としては、
「あんな職場にいるくらいなら、親に頭を下げる事は簡単じゃん!楽勝!」
「あばよ!白装束!」
って感じで最低でしたね(笑)と笑っていました。
こうして晴れて派遣社員で働いていた工場(倉庫)の仕事を辞めて次なるステージへ進んでいきました。
ちなみに大検の試験は1年に2回あり、2回受けてやっと合格したのでかなりギリギリだったのだと思いますが、まあ、受かってしまえばすべて結果オーライです!
気持ちの面ではとても楽になりましたし、「もう絶対に派遣の仕事はやらねぇ!!」という感情が芽生えた時期とのことです。
正社員として転職!!
そうして、ご相談者様は今では派遣社員での工場勤務ではなく、正社員として工場勤務をしており、その経験を生かして生産管理の仕事をしたいとのことで、転職相談を行いました。
yoshiがこれから転職活動をする人へのアドバイスとしての一つは『【まとめ】転職に成功する人の特徴5選!習慣・具体的な行動も3つずつ紹介します』に書いてありますので参考にしてみてください。
相談者「といった経歴ですが、転職は可能ですか?」
yoshi「全く問題ないですし、ご自身の経験や気持などもしっかりしていますので、望むようなキャリアアップも狙えると思います。」
相談者「本当ですか。良かった。」
yoshi「それよりも、相談者様のパワーも伝わるストーリを記事化したいのですが、、、」
相談者「こんな話で良ければいいですよ!!」
もちろん今回は実家に帰らずに転職活動できるよう、お金の部分も併せて、コンサルティングいたしました。
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